kanban


徐々に思い出しながら掲載していきます。



41   BJ41V(通称 40:ヨンマル)

  全長:3915  全幅:1690  全高:1960
  エンジン型式 2B (3200CC)
  エンジン種類 水冷直列4気筒ディーゼルエンジン
  最高出力  95馬力(?)
  つきあい  (S57.8〜S60.2)

1.総評
最高に楽しい車でした。出会いはS57年世田谷の砧にあったサン自動車で中古車でした。バンパーを曲げては、万力で修正し、フェンダーをへこませれば裏からハンマーでたたきだし修正。土手の登り下りはお手のもの。

一応4人乗りだったが、後部座席は対面座席でとても座れたもんじゃなかった。高速は大嫌いで130kmくらいしかでなかったような気がする。120km位になると車内は共振and強震して大変でした。
また、このころのディーゼルエンジンはトラック用の感覚でしか生産されていなかったためか、騒音と振動はすごかった。友人には「サダッカタ・カタ,サダッカタ・カタ」ってうるさいよと褒められた?






2.なつかしき時代
この車に乗ってたS57年頃は、まだ4WDは人気もなくマニアしか乗ってなかった。だから乗ってる人は皆、仲間意識が強くすれ違う度に手を振ったりエアホーンを鳴らしたり、うれしいやら恥ずかしいやらこの車に乗って良かったなと思う瞬間でした。でもファミレスの駐車場で幼稚園のガキ(お子様)に「パパ見て、あの車HEN」には、嬉しかったよ!?
その手の雑誌には、「4WDを購入するための奥様を納得させる方法」ってのが良く掲載されてたな。旦那は4WDに魅力を感じていても嫁さんは、あの厳つい姿は気に入らないらしい。
  そのうちパジェロとやらが世の中に生まれてきて、それまで買い控えていた人達が乗るようになりマニア御用達4WDはいつの間にか大衆化してしまった。
その頃の4WD専門誌の読者投稿の欄には、必ず「挨拶しよう!」と苦言が投稿され、新聞には自然を破壊する4WDとたたかれだした。そんなブームは2〜3年で終わると思ってたし、早く終わって欲しかった。でも・・・・・



3.デート(1)
hasi taki奥多摩では、真夜中の林道をよく走り回った。対向車はないし安心して突っ走れるんだなこれが!40は、うねりやギャップを積極的にアクセルオンしても安定して走れた。いつも攻めの姿勢でOKだ。目的地は林道端から1kmくらいあぜ道を歩き、丸木橋を渡って行くと懐中電灯の明かりに滝が照らしだされる。夏は、メッチャ涼しくて最高の場所だった。(今思えば、よくこんなことやってたなあ。)






4.雪国でのできごと
naebaこの車では、よく関越方面のスキー場に行った。当時の関越道は前橋までしかなく、そこから先は国道17号線の渋滞の中をよく走った。そんなわけで高速を使う有難みも薄いことから、東京からスキー場まで一般道を走るケースが多かった。
夜10時頃東京を出発しスキー場到着は3時頃、8時頃まで車中で仮眠する。起きるとびっくり、後部室内の側面は氷の壁になっている。40の後部は、トリム(内張り)処理されていないため、外気に対し内部室温が高いと結露して凍ってしまうのだ。
スキー板は、背面スペアタイヤに抱かせるスキーキャリアに積載していたが、車が跳ね上げる砂塵でスキー板は汚れだらけ。カッコは良いんだけど、板を大事にしたいからこの積載法はきっぱりやめた。




5.デート(2)
403 雪の林道も結構走った。雪の場合恐いのは滑ることよりも、雪の下の状況である。雪が色々隠している。凹地とか石とか、だから知らない所での単独行動は避ける。圧雪された道路だと安心して走れます。でも、調子に乗って走ってるとクルッと回ってしまう。山側にぶつかればいいんだけど、谷底は危険!!
当時は、平日の滝沢林道へよく行った。営林署関係の車輌が結構走ってるので圧雪されて走りやすかった。たまには、こんな道なき所を走った。
(最近は行ってないから判らないが禁止になっているかも。)






6.デート(3)
402 401 廃道を走った。というより、殆ど土方してた。60〜80cmくらいの鋭角な凹地が繰り返し訪れる、スコップで「一個削って一個進む」を繰り返し土方日和に心地良い汗をかいた。日当も出ないし半日で切り上げて一般林道へと足を進めた。








7.デート(4)
ama 遠出をした。桜前線を追って日本海(糸魚川)へ抜け、能登半島を回って若狭湾を回って、六甲山から伊豆半島を回って帰ってきた。途中何度か林道を走り、天の橋立を見るために愛宕山に登ったが天気が悪く何も見えない。あきらめて下山してる途中雲が晴れてちょっとだけ見えた。林道を走り終えFDスイッチを切るも切れない。仕方なく大阪まで4駆のまま走り友人の工場でチェックしたら、FDスイッチへの配線がコネクターの根元で折れショートしていた。結線し直して復旧。チャンチャン








8.デート(5)
taki2 奥多摩川乗林道を走った。ここは、何の変哲もない林道だが写真のような2段滝の壮観な景観が楽しめます。素晴らしい景観なのに観光案内等に掲載されたのを見たことがないし、道しるべもない。これも林道でしかいけない交通機関の不便さのためか?久しぶりに行ってみたい所である。滝の名前は百尋の滝???だったかな















    


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