アイアンマンHAWAIを終えて
「誓い」
2001年11月19日

   奥田庸子


10月6日のハワイ・アイアンマンでは日本人女子1位、女子総合29位という結果で終わりました。
レース前夜はぐっすりと眠る事ができ、当日の朝は笑顔でスタート地点に着きました。スタート地点ではとてもリラックスしてしまい・・・度胸があるのか緊張が足りないのかレースの結果的には適度な緊張が、アドレナリンを分泌し闘争心を掻き立てるのに必要だと思いました。

レース前には「私のゴールはフィニッシュすること」と言っていましたが、やはり終わってみると完走だけでは満足できませんでした。自分の得意とするランで走れなかったことが非常に残念です。ゴール後すぐに気持ち悪くなりメディカルテントで血を吐いてしまいました。こんなことは初めてですが、そこまで自分をプッシュしてたことに驚きを感じ、まだまだ弱いと悟りました。

いいレースが出来なかった為反省点を多く発見する事ができました。レースが終わってすぐに次のレースに向けてコーチと話し合う前向きな気持ちがありました。今回のレースでは世界のトップレベルが遠いとは感じませんでした。

「いつか必ず!」
そう誓ってハワイを発ちました。


「ライバル」(トライオール3)がスポンサーに付いて下さいました。今回のハワイでは背中の日焼け対策に、ライバルの白いノースリーブジャージをバイク&ランで着用しました。背中にはYOKOとプリントされており、それを見て声をかけてくださった方も多かったです。世界で通用するYOKOになれるようにもう一度足元を見つめ直してシドニーで鍛えなおしてきます。

シドニーは少しずつ温かくなってきました。11月18日には「フォースター・ハーフ・アイアンマン」が行われました。ジャパン・アイアンマンで2位に入ったジェイソン・ショーティスが、自分のレースレコードを塗り替えるタイムで2位に入りました。このレースはオーストラリア・アイアンマンへの予選会で200のスポットを目指して、900名以上の選手が参加します。この国でオーストラリア・アイアンマンに参加できるということは非常に名誉なことなのです。そんな熱いオーストラリア・アイアンマンに参加してみませんか?
http://www.ironmanoz.com

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