アイアンマン/ウィスコンシンUSAを終えて
「マゾヒスト?」
2002年10月7日

   奥田庸子


ウィスコンシン・アイアンマンに出場してから半月が経ちます。10時間以上に及ぶ過酷なな競技ですから体はもちろん精神的にも大きな疲れが出るものです。けれど良いレースをした後は気持ちが前向きで、次のレースに向かって練習をやりたくて仕方がありません。今回はそんな”良いレース”ができました。photo

最後の種目、ランに入ってからは笑顔で走り続けました。勝つことはできなかったけれどベストを尽くし、自分の納得のいくレースができとても嬉しく思います。レースの詳しい内容やコースに関しては11月3日発売の「TJ(トライアス ロンJAPAN)」をご覧ください。

私が今回のレースについて記事を掲載しておりますので、ぜひ読んでみて下さい。

「何故そんな苦しい事をやるのか?」とよく質問を受けます。ありきたりな答えですが好きだからというのが一番でしょう。そして体を動かし鍛える事に中毒になっています。
中毒になるに理由の一つに「特別な体験ができる」という事があげられます。今の世の中自分自身で作り出す喜びや満足というポジティブな感情の高ぶりは少なくなってきていると思います。アイアンマンのレース前日時間の流れ方違ます。選手の中には緊張で眠れない人も多くいる事でしょう。神経の高ぶりや興奮、胸がワクワク(ドキドキ?)して、刺激的な明日という一日を心待ちにします。他の誰かにとっては何ということの無い一日なのにスタート地点に立つ(浮かぶ←水中からのスタート)選手たちにとっては喜びや苦しみ、満足感や充実感等、色々な事がぎっしり凝縮された一日を送る事ができるのです。
苦痛を受ける事によって満足を得るマゾヒストのようにアイアンマンにも苦しみやつらさを快感だと感じさせる何かがあるのです。
どうです?チャレンジしてみたくなりましたか?いつかレース会場いつかレース会場でお会いしましょう。

興味がある方や、まずは物から入ろうという方は自由が丘にあるお洒落なバイクショップ(自転車屋さん)ジェロニモを訪れてみては如何でしょうか?アイアンマンマニアの店長大塚さんがきっと良いアドバイスをくれるはずです。

ジェロニモ   目黒区自由が丘2-9-17 tel.03-5701-2236

最後に応援して頂いた皆さんに感謝致します。ありがとうございました。

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